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自宅に遺骨を置くことについて


自宅にお遺骨を置くことは法律に違反しませんか?

葬儀・火葬が済んだ故人様のお遺骨は家に持ち帰ります
お墓のある人の場合、通常は四十九日の法要が済んでから
お墓に行き、納骨いたします
新規にお墓を買うような場合には四十九日には間に合いませんので
1周忌(1年目)とか3回忌(2年目)の法要に合わせて納骨いたします
これはお墓のある人やお墓を買う人の場合で
お墓がない、あるいはお墓を買うつもりの無い場合には
いつまでも自宅にお遺骨を安置し続けることになります
いつまでも、ということは10年でも、20年でも、30年でも、ということです
お墓のない場合には、こうやっていつまでも家にお遺骨を安置し続けるわけで
自然な成り行きとしてこうなるわけですから、別に法律違反ではありません
ごく自然な成り行きということです
お遺骨はお墓に納骨するもの、と思えば心苦しいことですが
家にあってもいいもの、と思えば心が楽になります


お遺骨の将来

こうして自宅に安置し続けるお遺骨は少子高齢化や核家族化などの
時代の影響を受けて相当な数になります
ただし、家に安置したお遺骨が将来どうなるのかということを考えると
一抹の不安を抱えてしまいます
誰に託したらよいのかという問題です
特に一人暮らしの人は問題は深刻です
自分が亡くなったとしたら・・・自分のことも心配ですが
家にあるお遺骨のことも心配です


永代供養は永遠に供養してくれるか?

永代供養と言えば永遠に供養してくれることのように思いますが
実はそうではありません
お金を継続的に払っている間は預かって供養してくれますが
お金の支払いが止まると、やがては合祀ということになります
お寺の場合でも高いお布施を払って永代供養を頼んでも
永代とは、10年、30年、50年など期間限定のことで
永遠ということでは決してありません
供養する立場から考えてみると、永代供養ということで
多額のお布施が入る時は運営的に豊かですが
やがては永代供養が一杯になって、入ってくるお金が
無くなったら経営破たんということになります
永代供養を頼めば安心という錯覚に陥りますが
永代イコール永遠 では決してありません
よく内容を確認してみてください
永代供養に関するトラブルはとても多いので要注意です


いつまで供養すればいいのか?

1周忌、3回忌、7回忌・・・と続けてきた故人の法事も50回忌までで終わりです
50年で家の守り神に昇格したということなのです
家の守り神とは、その家の全てのご先祖様の集団であり
個人個人の性格が薄れますが、一族を守るという大切な役目を担います
実際問題、誰かが亡くなって50年も時が経てば
その方のことを覚えている人はほとんどいなくなってしまいますので
50回忌で法事は終わりというのは、とても現実的なことなのです
近年は33回忌で法事を終わりとする傾向が強くなってきました
実際問題、50回忌の法事をしようと思っても
故人のことを覚えている人がいなかったりするものです
33回忌で終わりということは、供養する期間が短くなったということで
この「供養する期間」は近年、短くなる傾向にあります
3回忌や7回忌で供養を終わらせるのです
1周忌は亡くなって1年ですから、あっという間に時間が過ぎ
次の1年である3回忌もすぐにきます
しかし、3回忌が過ぎると7回忌までは一休みといった感じです
仮に7回忌までしたとしても13回忌まではさらに時間がありますので
3回忌や7回忌で供養を終わらせることが多くなっているのです


お墓はなくてもいい

子供さんやお孫さん、或いは近縁の方がお墓を管理してくれれば
安心してお墓を買うことが出来ます
しかしながら参ってくれる人のいないお墓を買ったとしても
無縁仏になるだけです
お墓に入ることが成仏ではありません


家にお遺骨をおまつりする-自宅供養のススメ

斎場から持ち帰った骨壷は、圧迫感と威圧感があり
いかにも「お墓に入れる骨壷」という感じですので
自宅にそのまま安置するには抵抗があると思います
形を変えておまつりすれば、抵抗無く受け入れられるだけでなく
安堵感さえ得られるようになります
愛する人のお遺骨を遠いところに持っていくよりは
自宅におまつりして、いつも身近に感じていた方が
心が癒されます
亡くなった方の立場になってみてもそうです
愛する人がいつも身近にお遺骨を置いてくれて、或いは身に付けてくれて
いつも行動を共にし、声をかけてくれる・・・
これほどの幸せはないと思います
この気持ちが今、一番必要とされている「供養」の気持ちなのです
さりげなく自宅にお遺骨をおまつりしてみませんか
さりげなく手元で供養してみませんか